社会人入学で薬学部へ再入学を考えている場合

薬剤師免許

医療系でない普通の大学を経て社会人になってみたものの、何かをきっかけに薬剤師になりたいと思った人もいるかと思います。

外から見ていて「薬局で働いている薬剤師は、給料もそこそこで楽そうだから薬剤師になろう」と思ったかもしれません。

動機は何でも良いと思います。様々な目的や動機で薬剤師という職業に就く人が増えた方が、業界自体もきっと活性化するかと思います。

すでに社会人として、長時間労働や理不尽な上司の命令、パワハラ、セクハラ、モラハラなど過酷な労働環境を経験してきているのであればストレス耐性が高いはずです。

さらに自分で学費を支払って勉強するのですから、その取り組み方もきっと一般の学生さんとは違う事かと思います。

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再受験や30代で入学しても若い人とやっていけるか?

「30歳から大学に入学してもやっていけるかな?」と考えている方もいるかもしれませんが、薬学部に限らず医療系の学部には30代はもちろん40代以上の学生さんも珍しくありません。

さらに再受験で20代であれば多浪生もいる事を考えれば、あまり気にする事はないと思います。

私の大学にも再受験で入学した方や編入学してきた方を含めて、10人以上はいらっしゃったと思います。

社会人経験者はコミュニケーション能力が高い方が多く、現役生ともすぐになじんでサークル活動を楽しんだり第二のキャンパスライフをエンジョイされている方も多かったように思います。

大学受験が初めての方はもちろん1年生から普通に受験して入学する必要があります。多くは化学、数学、英語で受験することになるかと思います。

しかし大学によっては社会人入学に対応した受験科目(英語や論文中心)で受験可能な大学もあるので検討してみてはいかがでしょうか?

薬学部の編入学は4年で卒業可能?

一度でも大学を卒業している方は、迷わず編入学試験で再受験をおすすめします。

大学によって2年次編入から4年次編入まであります。ご自身の出身学部によって入学年度が異なるかと思いますが1年でも短いほうが学費も生活費も助かります。

上手くいけば3年~4年で6年制の薬学部卒業資格を手に入れることが可能です。(※4年次編入は薬学部間のみ)

※薬学部間での編入は4年制薬学部の方が薬剤師免許を取得するために6年制薬学部へ編入したり、進級の厳しい大学(進級要件を満たせなかった学生さんなど)から緩い大学へ編入したりと様々な理由で4年次編入をされます。

今のところ国家試験を合格した後も就職に困ることはないでしょう。多くの私立大学は5年~6年次に就職セミナーが行われます。企業のほうから大学に来てくれますので、そこである程度の目星をつけておくのもいいと思います。

会社説明会やセミナーで企業を訪問すると、その場で内定を出して学生の囲い込みをする企業も見られます。どんなに遠くから行っても交通費を出してくれたりと、かなり恵まれていると思います。

しかしこういった会社は、新卒薬剤師の平均的な初任給のところが多いように思います。

奨学金の返済のある方や、学費を早期に回収したい人、独立開業資金を貯めたい人は、紹介会社に登録して新卒でも対応可能な高年収な職場を紹介してもらいましょう。

新卒でも勤務条件を選り好みしなければ、僻地でなくても高年収の案件は存在します。まずどの程度の条件なら自分はやっていけるのか求人検索でじっくりと調べてから就職先を探します。

目的意識のはっきりした社会人編入生は勉強にも非常に熱心な方が多く、国家試験の合格率を上げたり周りの現役生の刺激にもなるので、大学としても良い影響を期待して編入制度を実施している大学が多数存在します。(※進級できない学生の補充に優秀な社会人編入生を入れることで、入学者と卒業者の乖離を減らす目的もあります)

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