グランフロント大阪に元大阪府知事の橋下徹氏がゲストとしてこられる不動産の投資セミナーがあったので行って来ました。大阪にお住まいの方であれば大阪府知事、大阪市長と歴任されてきた橋下徹氏は珍しい存在ではないかと思います。
当時は私も大阪都構想の住民投票時に、家の近くに演説に来られた橋下徹さんを見に行ったくらいです。しかし橋下徹氏は大阪では絶大な人気があり、選挙カーから手を振っている姿を遠くで見るくらいでした。今回はセミナーということで室内でさらに近くで橋下さんを見ることが出来ます、どんな話が聞けるのか是非行ってみたいと思いました。
今回の講演内容は、進化する国際都市大阪の持つ可能性と未来、そして現在の大阪の持つ可能性と未来をどのように見据えているのかを60分間本音で語っていただけるようです。セミナーの主催はプレサンスコーポレーションさんですので、おそらく大阪万博も決定しIRもやってくる可能性の高い大阪の未来は明るいので不動産も上昇傾向になり「不動産を買っておきましょう」という流れになるかと思います。
グランフロント大阪はJR大阪駅北側の再開発地区「うめきた2期」エリアにあります。開業当時はもの凄い人で溢れていたので、それ以来近づく事はできませんでした。御堂筋線の梅田駅で降りてグランフロント大阪に近づくにつれ、相変わらずものすごい人で溢れています。
普段はクリスタ長堀のガラガラ感に慣れているので人混みに慣れるのが大変でした。グランフロント大阪はどうやらタワーA南館とタワーBとホテルの北館にわかれているようです。開業時は、JR大阪駅とタワーAをつなぐ歩道のあたりで挫折して帰ったのでグランフロントの構造を全く熟知していませんでした。
出典:グランフロント大阪
今回のセミナーは北館のタワーB10階で開催されます。タワーAの人混みを抜けてタワーBへ、相変わらず凄い人混みです。ここからエレベーターに乗りますが7階までしか行かないエレベーターでした。次のエレベーターを探し乗り込むが9階までしか行きません。複雑で迷路の様なビル内を迷い10階まで階段で昇るとようやく会場の受付に到着しました。
開演20分前に到着しましたが既に会場は沢山の人で溢れています、橋本徹氏の人気が伺えます。席に着くとミネラルウォーターとプレサンスコーポレーションの紙袋にパンフレット一式、アンケートとボールペンが置いていました。アンケートに答えるとファイナンシャルプランナーで講師の著書「今すぐ大阪にワンルームマンションを5つ持ちなさい!(黒松 雄平著)」をもれなくプレゼントいただけるそうです。
座席に隙間なく座っているので室内は暖房と熱気で少し暑いくらいです。上着を座席に掛けて目の前のパンフレットを見ていると開演時刻になり橋下徹氏が前方のドアから入ってこられました。そして盛大な拍手とともに講演会が始まりました。
開始早々に講演内容を録音、録画?している参加者がいた様なので橋下氏は「録音、録画はやめてくださいね。それによって話す内容が変わってきますので(笑)」と軽く注意がありました。私は裏話や面白い話を期待していたので、事前に撮影など禁止されていたにもかかわらず注意された事を非常に残念に思いました。
話の内容は概ね想像通りの内容でしたが、大阪で来年6月28日及び29日にG20サミット(金融・世界経済に関する首脳会合)が開催されるくだりでは思わず笑ってしまう参加者も多かったように思います。京都大学の藤井氏についてはよく知らなかったのですが、世の中には本当に色々な思想を持った人がいるので、人間関係は本当に難しいと改めて考えさせられました。
セミナー終了後、お昼ご飯を食べていなかった事を思い出し、折角なのでグランフロントで何か食べようかと思い飲食店を探しました。しかしグランフロント大阪の多くの飲食店は人で溢れかえっています、さらに私の財布には2000円しか入っていません。お金もなかったのでグランフロント内にあったファミリーマートで、昆布おにぎりとパニーニ風のパンを購入して、セレブの集うグランフロントのサロンに腰掛けてセミナーで頂いたミネラルウォーターで流し込みました。そしてグランフロント大阪オーナーズタワーに住まうセレブ達との所得格差に打ちひしがれる思いで岐路につきました。
以前テレビで聞いたことがあるのですが、橋下徹氏は講演では最低でも100万円以上もらっているそうです。「私もいつか橋下徹氏を講演会に呼んでみたいな」そう思いながら講演依頼.comをみて金額を確認すると最低でも120万円以上必要な事がわかりました。
そこで予算30万円以下で来て頂ける人はいないかな?と思って調べると、天気予報で有名な天達武史さんに来て頂けるみたいです。
私もいつの日か橋下徹氏を講演会に呼べるようになろうと思います。
おわり
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