糖尿病の患者さんで、超速効型インスリンアナログ注射としてノボラピッド注フレックスタッチでなくフレックスペンを使い続けている患者さんがいます。
持効型はトレシーバ注フレックスタッチなので、同じフレックスタッチにした方が簡便では?と思っていたのですが、患者さん曰く「昔からフレックスペンを使ってるし、トレシーバと使い方が違うほうが間違えなくて良いんだ」との事でした。
フレックスタッチとフレックスペンの違いは?
フレックスタッチはフレックスペンの様にダイアルを回しても本体が伸びないので、注入ボタンが軽く押しやすくなっています。
他にも…
- 単位設定時にダイアルを回すときのクリック感やクリック音が強い
- ボタンを押したときの「カチッ」という音で注入完了を確認できる
- 最大投与量がフレックスペン60U、フレックスタッチ80Uと多い
といった面からもフレックスタッチは使いやすく改良されています
基礎追加インスリン療法(Basal-Bolus療法)では、持効型と超速効型の両方を使うので同じ注入器を使うほうが良いと思っていたのですが、患者さんによっては逆に打ち間違いを防ぐために敢えて使っている方もいるみたいです。
確かに黄緑と橙色の違いだけで同じデバイスで操作が同じだと、毎日何気なく同じ作業をやっていると間違えたりするのかもしれません。
ただ注射する単位数が多くなってくるとボタンの押し込みが大変なので、圧倒的にフレックスタッチの方が使い易いような気がします。
ノボ社インスリン製剤の名称由来
ノボラピッドの名称由来
会社名のNovoNordisk(ノボ)と速効を意味するRapid(ラピッド)との合成語
トレシーバの名称由来
Tre(トレ)はラテン語の3で、トレシーバの3つの特徴
siba(シーバ)は、soluble insulin basal analogueの頭文字
トレシーバの3つの特徴
- HbA1cを効果的に改善
- 夜間低血糖の発現リスク低下
- 1日1回、毎日一定のタイミングであればいつでも投与可能
ライゾデグの名称由来
名称由来なし
ライゾデグ配合注フレックスタッチは、トレシーバ:ノボラピッドが7:3の割合で配合されている青色のフレックスタッチのデバイスです。
無色澄明な溶解インスリン製剤なので、ミックスの様な注射前の懸濁操作が不要です。
ノボラピッド注(インスリンアスパルト)30%
ステイホーム1日目
腹筋、腕立て、スクワット体操をしてブログを書いてテレビを見ました。
「所さんお届け物です」という番組で「有名観光地の隣町の絶景ランキングベスト5」がやっていました。
- 「神明の花火」山梨県 市川三郷町
- 「ローソク岩」北海道 積丹
- 「銀山温泉」山形県 尾花沢市
- 「千貫松島」 鳥取県 岩美町
- 「チャツボミゴケ公園」群馬県 中之条町
個人的には山形県の銀山温泉に行ってみたいと思いました。緊急事態宣言の延長が終わったらいつか行ってみたいと思います。
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