【アデムパス錠】慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH:シーテフ)治療薬

薬の勉強

アデムパス(般:リオシグアト)が処方されましたが、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH:シーテフ)の治療薬という理解しかなかったので調べてみました。

肺高血圧症にも何種類かの分類があったはずですが、全く思い出すことができません。

よって肺高血圧症についても併せて調べてみます。

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アデムパス錠とは?

アデムパス錠に名称由来は特にないようです。

一般名はリオシグアドであり、可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激作用により経口肺血管拡張薬として劇薬、処方箋医薬品として販売されています。

①NO-sGCcGMP経路でNO非依存的に可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)直接刺激作用
②NOのsGCへの感受性を高める

これらの二つの作用機序によりcGMP産生促進させて肺動脈を拡張させます。

アデムパス錠には禁忌項目が多いので、処方されたときには十分に検査項目や、併用薬、患者の病態(肝機能障害や腎機能障害の有無等)を確認してから服薬指導をする必要があります。

規格は0.5㎎(白色)、1.0㎎(微黄色)、2.5㎎(赤橙色)の3種類があります。

出典:バイエル薬品株式会社

アデムパス錠の効能効果

  • 肺動脈性 肺高血圧症(PAH)
  • 慢性血栓塞栓性 肺高血圧症(CTEPH)

肺高血圧症とは?

肺高血圧とは、心臓から肺に血液を送る肺動脈の血圧が高い状態(平均肺動脈圧:mean PAP 25 mmHg以上)を指します。

一般の血圧計では肺の血圧を測定することができません。

よって初期症状である、動作時の息切れ、疲れやすさ、動悸、むくみなどからスクリーニング検査にて判断して精密検査で確定診断をする必要があります。

肺高血圧症PH(Pulmonary Hypertension)と略されますが、現在5種類(第1群~5群)に分けられています。

アデムパスは、第1群の肺動脈性肺高血圧症(Pulmonary Arterial Hypertension:PAH)にも効果があるとされています。

さらに、第4群の肺動脈内に血栓ができてしまう慢性血栓塞栓性 肺高血圧症(CTEPH)にも適応があります。

CTEPH:慢性血栓塞栓性肺高血圧症

CTEPH:シーテフは、慢性血栓塞栓性肺高血圧症という名前ですが、通常の高血圧と異なり肺の血管が血栓によって詰まる事で肺動脈の血圧が上昇した状態が続きます。

シーテフの治療法として、血栓除去、カテーテル等の外科手術、そしてアデムパス錠等の血管拡張薬により肺動脈を広げる薬物治療があります。

参考:バイエル薬品株式会社、アデムパス錠インタビューフォーム

 

 

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