胃下垂、胃アトニー(胃無力症)の胃もたれには安中散を試してみては

薬の勉強

安中散という漢方薬をご存知でしょうか?

構成されている生薬は、ケイヒ、エンゴサク、ボレイ、ウイキョウ、シュクシャ、カンゾウ、リョウキョウの7種類から作られています。

甘草と書く生薬であるカンゾウも含まれているので、お湯に溶かしても香りが良く比較的のみやすい味だと私は思っています。

※カンゾウが含まれる漢方薬は、偽アルドステロン症、ミオパシー、低カリウム血症に注意してください (参照:JKMA

機能性ディスペプシア(検査で異常は特に見つからないが胃痛や胃もたれの症状がある状態)にも使用される事が多い漢方薬です。

ちなみに機能性ディスぺプシア治療薬には、西洋薬ではアコチアミド塩酸塩水和物(商品名:アコファイド錠100mg)が有名です。

しかし私はアコファイドを服用した事がないので効果の方はわかりません…。

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安中散の効能効果は?

効能効果
痩せ型で腹部腹筋が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があり、ときに胸焼け、げっぷ、食欲不振、はきけなどを伴う次の症状:神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニー(胃下垂が慢性化し症状としてでている状態)

自分自身も痩せ型で腹筋がないので、食事の後にお腹がぽっこりと出てしまいます。胃下垂や胃アトニーの人は食後にもたれた感じが長く続く事が多いそうです。

そして性格的には神経質な人に向いている薬でもありますが、私は大雑把な性格のようですが根は神経質なようなのでストレスによる胃の膨張感や不快感などにも用いられる安中散は合っているのかもしれません。

以前勤めていた職場のときは夜の食事時間が遅かったのですが、食後に胃酸が出て数時間すると寝る前にお腹が空きすぎているような感覚に襲われてしまい、何かお腹にいれないと眠れないつらい日々が続いていました。

寝る直前に食べるので朝方に胃もたれがひどく朝食はコップ一杯の水とムコスタ(レバミピド)だけでいつも食べずに出勤していました。

最初は「胃酸が出すぎなのか?年をとったため消化機能が衰えてきたからかな?」なんて思っていたので、H2ブロッカーやPPIやムコスタなど色々と試していたのですがあまり効果がありませんでした。

胃カメラでも異常なし

胃カメラでピロリ菌の検査をしても陰性だったので、インターネットで検索して似た症状を見つけたのが胃アトニーでした。胃下垂や胃アトニーは取り合えず腹筋を鍛えるのが良いみたいですが、いつも三日坊主で終わってしまいます。

そこでワンダーコアを購入したのですが、普段からあまり運動をしないのにうれしがって毎日やっていたらぎっくり腰になってしまいました。

なんでもやりすぎるとろくな事がありません、少しづつ鍛えるようにしましょう。

職場が変わって比較的早めに帰宅できるようになってからは食事もそれほど遅くなくなったので以前のような症状は少なくなりました。

しかし腹筋はまだ鍛えられていないままなので稀に似たような症状が出ます。

そんな時には安中散が自分にはあっているみたいです。

安中散の構成生薬は体を温めるものが多いので、やせ型でお腹を触って冷えている方には効果が見込めます、是非試してみてください。

しかし胃下垂や胃アトニーを根本的に治すには胃下垂になる姿勢を正したり、睡眠時間やストレスなどによる自律神経の乱れなどの原因を解決する必要があるようです。

とりあえず猫背気味なので姿勢を正して、早くゆっくり寝て、ストレスの少ない職場で働く事にしようと思います。

ちなみにOTCでも、ストレージ(タイプI=胃痛)の中身は安中散なので、こちらでも大丈夫です。

他のストレージの中身は…

  • ストレージ(タイプH=吐き気)半夏厚朴湯
  • ストレージ(タイプG=下痢)半夏瀉心湯

OTCの商品名はカタカナ名称ですが、中身が漢方薬であることがよくあるので調べてみると面白いですね。

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