調剤薬局業務

役に立つ話

添付文書の用法用量で適宜増減、適宜増量、適宜減量の違いは?

一般的には受け付けた処方箋の用法用量に関して、添付文書を確認して記載内容と異なる場合は疑義照会をする事になります。医師との関係性を忖度して疑義照会をしないといった薬局も見られますが、少なくとも初回は必ず疑義照会をするようにしましょう。私は当...
保険調剤事務

重複投与・相互作用等防止加算について算定可能かどうか?

薬学管理料で「重複投薬・相互作用等 防止加算」と呼ばれるものがあります。長いので「防止加算:ぼうしかさん」と呼んでいる方も多いかもしれません。他院処方のレバミピドが重複していたので疑義紹介をして削除してもらった場合に加算を取ると逆に高くなっ...
薬の勉強

ゼラチンアレルギーの患者に注意すべき医薬品は?

初めて投薬する患者さんの問診に、ゼラチンアレルギーの記載がありました。今まで牛乳・卵・カゼインなどの患者さんに遭遇する事は多々ありましたが、実際にゼラチンアレルギーの患者さんへの投薬は初めてでした。ゼラチンについての知識は、医薬品ではカプセ...
スポンサーリンク
役に立つ話

薬の副作用で服用中止の場合は残薬分を返品や返金ができる?

薬の副作用で服用中止になった為に、医師から服用中止の指示があり新たな処方箋が発行され別の薬に変更となった患者さんが来局されました。高価な薬で服用中止後の残薬が多い場合、患者さんにとって二重にお薬代を支払う為に手痛い出費となります。よって、稀...
薬の勉強

ドラール(クアゼパム)と食物は併用禁忌(夜食の有無を要確認)

精神科の門前で新患さんの服薬指導の後で待ち時間が長くなり「いつもと同じ薬なのになんでこんなに時間かかるんや!!もう薬局変えるからな!」とめちゃくちゃ怒って帰った患者さんが、2週間後に「この前はごめんな~」としおらしい態度でまた来局してくださ...
保険調剤事務

自費処方箋と保険証を持参した場合に保険調剤しても良いか?

先日とある店舗に応援に行った時のお話です。有名人と同姓同名の患者さんが来局した時に、同僚に「この患者さんの名前、有名人〇〇さんとまったく同じですね」と言ったのですが「いや、ちょっと分からないですね…」となりました。その後、職場の誰一人として...
薬の勉強

エストラーナテープを胸部や背中に貼ってはいけない理由は?

患者さんに「エストラーナテープは、胸部や背中に貼ってはいけないのですか?」と問い合わせがありました。たしかに指導箋には胸部や背部には貼らないでくださいと書いてあります。よって、今回はエストラーナテープについて調べてみたいと思います。エストラ...
薬の勉強

エビスタやビビアントSERM製剤で禁忌とされる長期不動状態とは?

SERM製剤とは?エビスタ(ラロキシフェン塩酸塩)やビビアント(バゼドキシフェン酢酸塩)は、SERM(サーム・Selective Estrogen Receptor Modulator:選択的エストロゲン受容体モジュレーター)に分類され閉経...
保険調剤事務

消費税増税に伴う調剤薬局での支払い負担額の増減について

ながらく床屋と言えば(690円カット)か(1000円カット)のお店にしか行ってないのですが、10月1日の増税にともない、近くにある(1000円カット)の料金が1200円になっていました。実際には今まで1080円だったので既に(1000円カッ...
役に立つ話

薬剤師にとって危険なセルフハンディキャッピングを克服しよう

皆さんは心理学用語で「セルフハンディキャッピング」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?セルフ・ハンディキャッピング(英語: Self-handicapping)とは、自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増す...
スポンサーリンク
error: Content is protected !!