薬剤師にとって危険なセルフハンディキャッピングを克服しよう

役に立つ話

皆さんは心理学用語で「セルフハンディキャッピング」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

セルフ・ハンディキャッピング(英語: Self-handicapping)とは、自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。エドワード・E・ジョーンズ(英語版)らによって提唱された。自分自身にハンディキャップを付けること、という意味である。

Wikipediaより引用

つまり失敗した時の言い訳に、自らハンディキャップを付ける事を言うようです。

例えば、学生時代によく聞いたことのある「昨日まったく勉強してないから、今日のテストはやばい!」というお決まりのセリフです。

セルフハンディキャッピングのメリットは、事前に失敗した時の言い訳を自らしておく事によって精神的な傷が浅くて済みます。

逆に物事が上手くいって成功した場合は自らの評価を高める事になります。

ただ周りで聞いている人はセルフハンディキャッピング(言い訳)を本気にはしていません。

さらに周りの人から「この人ちょっと痛い人だなぁ…」と思われるだけなら良いのですが、セルフハンディキャッピングの危険なところは、自らの向上心がなくなり挑戦や努力しなくなってしまう所にあります。

私はこの言葉を聞いてショックを受けました。

なぜかというと最近の私は加齢による記憶力の低下(物忘れ)を理由に、新しい薬の勉強を怠り挑戦や努力をしなくなってしまっていたからです。

実際に恐ろしいほどに記憶力が低下して、薬の名前や用法用量、作用機序などを勉強してもすぐに忘れてしまったり患者さんの名前が思い出せなかったり、言葉がスムーズに出てこなかったりと「隠れ脳梗塞じゃないのだろうか?」と心配になるほど記憶力が落ちていました。

よって「覚えてなくても仕方ないなぁ」と半ば開き直っているところがありました。

さらに思い返すと、「最近物忘れがひどくて…」等と職場で口に出して言ってしまっている自分の姿がありました。

こうなると薬の勉強だけでなく何事に対しても挑戦する事に臆病になってしまい、新しい気づきも何もありません、さらに周りの人を不快にさせています。

「努力もせずに記憶力の低下と年齢のせいにして、このおっさんはなんてやつだ!」

「もう一緒に働きたくない!」となってしまいます。

そこで私は反省しました。

確かに年齢を重ねると物忘れも半端なく自信を喪失しますが、できる限りの努力をした上で何事にも挑戦したいと思います。

自分の未経験の科が門前にある新しい店舗に行ったりすると、今まで培ったものがゼロになってあまり役に立たない場合があります。

そして失敗もするでしょうが、セルフハンディキャッピングはなしです。

何事にも「これだけやったからできる!」と思えるように、最善の努力をして次戦に臨むことにしよう。

とりあえず来週までにやるべきことはわかっているので、一つ一つ潰していこうと思います。

そういえば使ったことのない、新しいレセコンの使い方も少しずつでも覚える事にしよう。

おわり

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