薬の勉強 マクロライド少量長期療法は好中球性副鼻腔炎での使用に有効 耳鼻咽喉科の門前では必ずと言っていいほど目にするマクロライド少量長期療法(マクロライド療法)の処方箋ですが、延々と出続ける薬に患者さんから「いったいいつまで続ければいいのか?」と不信感を持たれる事が少なくないかと思われます。病院の先生に直接... 2018.12.11 薬の勉強調剤薬局業務
薬の勉強 妊活中の男性が気をつける薬について質問されたので調べました 先日の投薬中に「妊活中なんですが、今日出ている薬で気をつける薬はありますか?」と男性の患者さんに質問されました。あきらかに問題ない薬ばかりだったので「大丈夫です」とお伝えしましたが、確実に禁忌なものが何なのか調べてみました。まず人の精子形成... 2018.12.10 薬の勉強調剤薬局業務
薬の勉強 分岐鎖アミノ酸( BCAA)と肝性脳症の関係まとめ リーバクト(分岐鎖アミノ酸製剤)を処方されている患者さんが来られたので、学生時代に習ってから忘れてしまっている肝性脳症との関係について思い出してみました。EAファーマ株式会社より引用リーバクトは何の治療薬?リーバクトの成分はBCAA、つまり... 2018.12.04 薬の勉強調剤薬局業務
薬の勉強 過敏性腸症候群治療薬トランコロンとトランコロンPの違いは? 今日は少し苦手にしている患者さんがやってきて、いつものように「早く薬を準備しろ!」と急かしてきました。後からやってきても「他の患者より自分の薬を先に準備して欲しい」という自分勝手な要求を上手く納得させる方法はないでしょうか?その患者さんにも... 2018.11.30 薬の勉強調剤薬局業務
薬の勉強 タミフルDS3%(オセルタミビルリン酸塩)は乳児と幼児で用量が逆転するので注意 そろそろインフルエンザの季節がやってきました。去年までは勤務先で処方される薬剤としてイナビルが主流だったので、インフルエンザに罹患した患者様には基本的に薬局内で吸入してもらっていました。よって患者様にお待たせする時間が長く大変だった記憶があ... 2018.11.13 薬の勉強調剤薬局業務
薬の勉強 ラミクタール(ラモトリギン)を何気なく投薬すると危険 ラミクタール(ラモトリギン)は何の薬?ラミクタールはてんかんや双極性障害に使用されるお薬になります。効能により服用方法が複雑に分かれているため下記画像の様なスターターパックも発売されています。グラクソスミスクラインHPより引用【効能・効果】... 2018.10.28 薬の勉強調剤薬局業務
薬の勉強 PLと幼児用PLの違いは?(何歳からPLを使用するの?) 【PL】と【幼児用PL】の違いまずPL配合顆粒の添付文書には…「通常、成人には 1 回1gを、1日4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。」とあります。年齢、症状により適宜増減する…ですので、実際には3g分3 毎食後の処方をよ... 2018.10.28 薬の勉強調剤薬局業務
薬の勉強 イソソルビド(イソバイド)と硝酸イソソルビド(ニトロール)の違い イソソルビド(浸透圧利尿作用)と、硝酸イソソルビド(狭心症等)の違いは何でしょうか?まず構造式を見てみたいと思います。(左)が浸透圧利尿作用のある「イソバイド」の成分イソソルビドです。(右)は狭心症等に使用される「ニトロール」や「フランドル... 2018.10.25 薬の勉強調剤薬局業務
薬の勉強 トリプタノール(アミトリプチリン)は三環系抗うつ薬(TCA) 三環系抗うつ薬(TCA)であるトリプタノール(アミトリプチリン)は、セロトニン受容体に働く片頭痛薬であるトリプタン系製剤に似た名称をしています。トリプタノール(アミトリプチリン塩酸塩錠)は古くからある三環系抗うつ薬(TCA)です。名称の由来... 2018.10.22 薬の勉強調剤薬局業務
役に立つ話 ブドウ糖は低血糖の症状によって摂取する量を変えたほうがいい? 患者さんより「低血糖が起きたときにブドウ糖は何グラム摂取すればいいの?、低血糖の症状によって摂取する量を変えたほうがいいのかな?」と聞かれました。この患者さんにいつも薬局で渡しているブドウ糖は、1包に2錠(5g)が入ったものを渡していました... 2018.09.28 役に立つ話薬の勉強調剤薬局業務