薬の勉強

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ドライアイでムコスタUDとジクアス点眼液の違いはありますか?

ドライアイの患者さんから、「ムコスタとジクアス点眼液はどちらもムチンという物質を増やすと聞いたんだけど違いはあるんですか?」との質問がありました。 ムチン(高分子糖蛋白質)とは動物の粘膜細胞から分泌される粘り気のある物質で、目の角膜上皮細胞...
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子供が抗生物質をどうしても飲まないから納豆と混ぜても良いか?

子供さんに抗生物質セフジトレンピボキシル小児用細粒10%(CH)が出ているのですが、お母さんのお話ではどうやっても飲まないとの事でした。 オレンジジュースは大好きとの事でしたが、これは同じオレンジ風味なのですが苦味がダメみたいです。 基本の...
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エリスロシンはエリスロマイシンの先発医薬品ではないので注意

エリスロシン200mgの処方があったので(後)エリスロマイシン錠200mg「サワイ」を出そうとしたのですが、先輩にエリスロマイシン錠200mg「サワイ」はエリスロシンの後発ではないですよと教えて頂きました。 保険薬辞典(平成30年4月版p4...
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腹圧性尿失禁にはβ2刺激薬のスピロペント(クレンブテロール)

気管支拡張薬の薬で、交感神経β2刺激薬はよく使用される事と思います。商品名で言うとブリカニール(テルブタリン)やメプチン(プロカテロール)、ホクナリン(ツロブテロール)などがよく使用されています。 またスピロペント(クレンブテロール)は薬の...
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ホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)とビソノテープ(ビソプロロール)の関係

ホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)とビソノテープ(ビソプロロール)の関係 気管支喘息の適応があるホクナリンテープ(ツロブテロールテープ)と、本態性抗血圧の適応があるビソノテープ(ビソプロロール)の形が似ていたので、ふと「β刺激とβ遮断...
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血液検査で白血球が少なかったのですがメルカゾールは関係ありますか?

患者さんから「健康診断の血液検査で白血球が少なかったのですが、いま服用しているメルカゾールという薬は関係ありますか?」との質問がありました。 白血球について 白血球(WBC)は、外部からのウイルスや細菌、花粉や化学物質などアレルギーの原因と...
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抗精神病薬でベンザミド系(ベンズアミド系)薬の種類をまとめてみました

ベンズアミドの誘導体で医薬品として用いられる化合物はベンザミド系薬剤と呼ばれています。Nad(ノルアドレナリン)の前駆物質であるドパミンが作用するドパミン受容体を遮断する作用から抗精神薬として利用される事が多いように思います。 抗精神病薬で...
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インデラルとマクサルトは併用禁忌(どちらも片頭痛に適応あり)

「インデラル」はβ受容体遮断剤 インデラル(プロプラノロール塩酸塩)は 1964 年に、現在のアストラゼネカ社で開発された交感神経β受容体遮断剤です。 古くからある薬であり、狭心症、不整脈の治療薬として製造承認され、高血圧に対する効果も確認...
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授乳中の風邪薬に葛根湯の処方箋(PL顆粒ではだめですか?)

ツムラの葛根湯 門前Drの処方箋で感冒様症状の場合であれば大抵はPL顆粒が処方される事が多いのですが、授乳中の婦人との事で今回は葛根湯の処方箋がやってきました。 患者さんは「先生に授乳中である旨を伝えたら、いつものPL顆粒じゃなかったんです...
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内臓脂肪が多いとインスリンの抵抗性が高まるの?

患者さんより「脂肪が多いとインスリンの効きが悪くなると先生に言われました、本当ですか?」との事でした。処方内容はアクトス15mg(ピオグリタゾン)のみです。 「先生の言われるように、過食や運動不足で肥満になるとインスリンが効きにくくなる(イ...
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