ブログを続けていると、他のブロガーの方に会ってみたい衝動に駆られることがあります。通常はブログのコメント欄でのやり取りだけで終わるのですが、今回はどうしてもお会いしてお話がしてみたかったので無理を言って時間を作っていただきました。
時間は1か月前に遡ります…
とある薬剤師ブロガーさんとのやりとりで、「ひとり調剤薬局」についての話がありました。
私は現在(薬剤師:事務員 1:1)で勤務しているのですが、その方は薬剤師のみ一人勤務との事でした。
処方箋の内容にもよりますが、現在の勤務先ではレセコンの入力をして、水剤や散剤をこなすには相当厳しいです。
どのくらいの枚数と内容、そして患者層など色々とお話が聞けたらと考えていたところ、「見学したかったらいつでもどうぞ」と言っていただいたので、お言葉を本気にしてお邪魔することにしました。
まずは飛行機の手配をしました。
ここ最近の旅の相棒LCCの雄「Peach Aviation」を予約しました。ピーチは本当に激的に安いのです、たった数千円で日本中様々な所へ行く事ができるのです。
この年齢になってLCCのピーチに乗ることを覚えてから、行動範囲が広がり行った事がないところに行く事が随分と増えました。
そしていつものごとくホテルは、楽天トラベルで安い順に並べて朝食付きで最安値を選びます。たまにとんでもない宿に泊まる事になるのですが、これが案外良い思い出になるのです。
そして1か月後…
午前3時のオプ、意気揚々とベットから飛び出しました。
全く何も考えずに、早朝7:00出発便のピーチ航空を予約していたので、チェックインの時間を逆算すると空港行き高速バスは始発の(出発5:15→到着6:14)に乗車する必要があります。
しかしその高速バスに間に合うための地下鉄がありません。
いきなりのピンチです。
ピーチは安くて最高なのですが、出発時刻90分前~30分前まで(関西国際空港発は出発時刻25分前まで)に搭乗手続きを済ませて20分前に搭乗口にいなければ問答無用で置いて行かれてしまいます。
いったいどうなってしまうのでしょうか?
早朝に高速バス乗り場「なんばOCAT」まで行く方法
まだ地下鉄が動き出していない時間帯に、車を持たない私が大きな荷物を抱えて移動する手段はタクシーしかありませんでした。
しかしながらタクシーの運転手さんには、乗車時の対応で昔から嫌な思い出が結構あったので普段からできる限り乗らないようにしていたのですが、やむをえませんでした。
そして時間的にも街中を流しているタクシーをうまく捕まえれるか不安だったので、初めてスマホの配車アプリDiDiを使ってタクシーを呼ぶことにしました。
DiDiとは、中国版Uberと言われている配車アプリです。日本ではソフトバンクが共同出資して「DiDiモビリティジャパン」という会社により運営されています。
タクシー配車プラットフォームとして、AI(人工知能)を活用した高度な分析・予測テクノロジーで、タクシー配車の最適化を実現し、今までにない移動体験を提供すると謳っています。
そして初めてのアプリ登録で「1000円無料クーポン」が使用できるそうなので早速利用してみました。(2019/6の時点です)
アプリを開くと地図上で近くにいるタクシーの情報がわかります。
現在地をタッチすると近くのタクシーの運転手さんの情報、そして何分後にタクシーが来るのかまでリアルタイムで表示されます。
早朝の時間帯ですが、アプリでタクシーを呼んでから約5分で家の前まで迎えに来てもらえました。
DiDiはタクシー会社に縛りもないようなので、その時に近くを走っている対応可能なタクシーが配車されるみたいです。
運転手さんは「高速バスの時間ありますよね、急ぎますね」と言って最短ルートで、早朝のガラガラの空いた道を安全運転で運んで下さいました。
決済方法は登録したクレジットカードからの引き落としなので、面倒な小銭のやり取りもなくスマートに降車することができます。
繁華街などで需要と供給が上手くいっていない場所ではまた違うかもしれませんが、今回は運転手さんも親切丁寧、送迎料金も不要で、快適に目的地まで移動することができました。
今までタクシーを使うことを極力避けていましたが、今回の経験で利用頻度が増えそうな気がします。Uber、DiDiに限らず全く新しいサービスを作り出す人たちに感謝致します。
こうして無事に高速バス乗り場に到着したのですが、高速バスは予約ができず早いもの順で乗車します。チケットを購入して座席が確定されるまで安心できません。
すでに始発の高速バスチケットセンターには外国人の観光客が沢山並んでいました。しかしながらチケットは無事に購入する事が出来ました。
そして高速バスで1時間、ピーチ航空で約1時間を乗り継ぎ目的とする空港へ到着しました。
ここからはレンタカーを予約していたので、旅の相棒となるトヨタ ヴィッツに乗り込みます。
レンタカーに乗ってさらに2時間程で目的地に到着しました。
こうして実際にブログで知り合った薬剤師さんにお会いすることができました。
つづく
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