私の勤務している薬局では患者さんがジェネリック医薬品の変更がOKだったとしても、オーソライズドジェネリック(AG)のみOKの患者さんである場合があるので、その場合はレセコンでもAGを選択する必要があります。
オーソライズドジェネリックは、英語では「Authorized Generic」と書きます、略して「AG」とも言われています。
「Authorized」とは「認定の、検定済みの、権限を授けられた」という意味があります。
つまりオーソライズド・ジェネリック(AG)とは「認定されたジェネリック医薬品」という意味合いのものになります。
先発医薬品のメーカーから権利を受けて製造されたものですので、製法だけでなく原薬、添加物等も先発医薬品と同じものであるジェネリック医薬品だと言えます。
よってレセコンで一般名で入力後に後発医薬品を変更選択する画面で、どのメーカーのものがAGなのかを理解しておく必要があります。
先発医薬品 ⇒ オーソライズドジェネリック(AG)
- アイミクス ⇒ イルアミクス「DSPB」
- アバプロ ⇒ イルベサルタン「DSPB」
- アレグラ ⇒ フェキソフェナジン「SANIK」
- イミグラン ⇒ スマトリプタン「アスペン」
- エカード ⇒ カデチア「あすか」
- エックスフォージ ⇒ アムバロ「サンド」
- オルメテックOD ⇒ オルメサルタンOD「DSEP」
- キプレス ⇒ モンテルカスト「KM(杏林)」
- クラビット ⇒ レボフロキサシン「DSEP」
- クレストール ⇒ ロスバスタチン「DSEP」
- コディオ ⇒ バルヒディオ「サンド」
- シングレア ⇒ モンテルカスト「KM(杏林)」
- タケプロンOD ⇒ ランソプラゾールOD「武田テバ」
- タリオン ⇒ ベポタスチンベシル「タナベ」
- ティーエスワン ⇒ エスワンタイホウ
- ディオバン ⇒ バルサルタン「サンド」
- ディナゲスト ⇒ ジエノゲスト「モチダ」
- トライコア・リピディル錠 ⇒ フェノフィブラート「武田テバ」
- パキシル ⇒ パロキセチン「アスペン」
- バルトレックス ⇒ バラシクロビル「アスペン」
- プラビックス ⇒ クロピドグレル「SANIK」
- ブロプレス ⇒ カンデサルタン「あすか」
- ミカムロ ⇒ テラムロ「DSEP」
- ミカルディス ⇒ テルミサルタン「DSEP」
- ミコンビ ⇒ テルチア「DSEP」
- ムコスタ ⇒ レバミピド「オーツカ」
- メイアクトMS ⇒ セフジトレンピボキシル「OK(明治)」
- ユーゼル ⇒ ホリナート「タイホウ」
- ユニシア ⇒ カムシア「あすか」
- ロイコボリン ⇒ ホリナート「タイホウ」
コメント