【ニュース】ドラッグストアでの無料PCR検査でカスハラ被害

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無料PCR検査の現場

無料PCR検査の対象外や何らかの理由で検査を受ける事ができなかった人が、ドラッグストア等でカスハラ被害を起こしているというニュースを拝見しました。

関係者は「要件外で検査できないと伝えると暴言を吐かれる。従業員が自身ではどうしようもないことでカスハラを受けている」と語る。

保健所などもコロナ対応をめぐり、暴言被害に悩んでいるようだが、「たらいまわし」の末に客がたどりつくドラッグストアでもまた、過酷な暴言被害が起きているようだ。

あるドラッグストアの社員によると、「俺がコロナだったら、お前らのせいだぞ」といった暴言もあるという。

弁護士ドットコムニュースより引用

大抵のカスタマーは善人なのですが、カスハラを行う人種は一定数存在して様々なお店に嫌がらせを行いにやってきます。

うちにもたまに来ますが保険調剤薬局ではまだましな方で、ドラッグストアの店員さんは本当に大変だと思います。

こちらに非がある事であれば謝罪して改善する事ができますが、カスハラは言いがかりのような難癖をつけて攻撃をしてきます。

カスハラとは?

カスハラとはカスタマーハラスメント(customer harassmentの略語です。

(カスタマー:客)が店員等に対して、(ハラスメント:嫌がらせ)を行う事を言います。

今まで対応した患者さんで様々な事件が走馬灯のように思い出されます…。

薬や消毒液、マスクが流通の関係でどうやっても入荷されない時でも、なぜか我々に罵声を浴びせてきます。

混雑していると「はやくしろ!」と圧力をかけて説明も受けずにひったくる様に持ち帰り、帰ってから「薬が足りない」等と言いだします。

「1錠だけ(100錠入りの商品)小売してくれ」と言われて、うちではできない旨をやんわり伝えると「何の為の薬局や!」と怒鳴られた事もありました。

彼らはとても自分勝手で自身の感情のコントロールが上手くできず、他人の感情を読み取る能力が著しく欠落しているようです。

ほとんどが良識のある患者さんですが、たった一人でもカスハラを行う人物がやって来るとそれだけで対応にあたったスタッフが1日中疲弊してしまいます。

カスハラへの対応方法

カスハラを行う人物が来店し対応する場合は、できるだけ単独で対応しないで恫喝された場合に備えて録画や録音等で証拠を残しておきます。

後々揉めて裁判などになった時や、こちらに被害があり訴える場合にも証拠として重要なものになってきます。

  • 不退去罪(刑法130条)
  • 脅迫罪(刑法222条)
  • 強要罪(刑法223条)
  • 威力業務妨害罪(刑法234条)

現在はスマホなどで簡単に撮影や録音ができますし、薬局やドラッグストアでは防犯カメラが店内に備え付けられている所が多いと思いますので、できるだけそういったカメラの傍で対応する方が良いでしょう。

その上でカスタマーからの情報をしっかりと事実確認して、こちらに一切の落ち度がなければ必要以上に刺激せず不快感を抱かせた事に対してのみ謝る事にしましょう。

傍若無人な振る舞いが許されるのは前田利益くらいです。

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