池田信夫氏の【薬学部も薬剤師免許もいらない】論争を考えてみる

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アゴラと呼ばれるWebサイトを運営している池田信夫氏が【薬学部も薬剤師免許もいらない】とツイートしたことでツイッター薬剤師達と論争をしているそうです。

薬学部なんかいらない。6年は長すぎる。ほとんどの薬剤師は薬を袋詰めしているだけだから、免許もいらない。資格認定で十分。 維新がそういう抜本的な規制改革を提案すれば、社会保険料の負担に苦しむサラリーマンの支持が集まると思う。

私は薬剤師が不要だといっているわけではない。処方箋の通り薬を出すのに職業免許は必要なく、薬学部で6年も勉強する必要はない。専門学校で2年ぐらい勉強して資格認定すれば十分だといっているのだ。免許をもつ薬剤師ともたない薬剤師のどっちを選ぶかは、患者にまかせればいい。

薬剤師の免許なしで薬を売れるようにすれば、調剤薬局はこれ以上増えない。コンビニなどとの競争が起こるからだ。

アゴラより引用

薬剤師不要論は以前から幾度となく言われています。

池田信夫氏は「私は薬剤師が不要だといっているわけではない。処方箋の通り薬を出すのに職業免許は必要なく、薬学部で6年も勉強する必要はない。専門学校で2年ぐらい勉強して資格認定すれば十分だといっているのだ。免許をもつ薬剤師ともたない薬剤師のどっちを選ぶかは、患者にまかせればいい。」

と言っています。

免許を持つ薬剤師を選ぶなら調剤薬局へ、資格認定なら店員さんからコンビニ等で買う。

現状の資格で対応するとすれば、登録販売者にも医療用医薬品を扱えるようにして、コンビニ等で販売するといった感じの内容になるのでしょうか。

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調剤業務の外注化でよいのでは?

池田氏は資格認定でコンビニで販売する事で競争が起きると言ってます。

しかし2万種類近くある医療用医薬品をコンビニが店舗ごとに扱い資格認定者が調剤するとなると、一般的なコンビニ業務と並行して行うには無理があります。

よってアメリカなどで主流となっているセントラル調剤により調剤業務を外注化し受け取り場所としてコンビニが使われるといった形になるかと思われます。

現状のコンビニが1200品目以上の医薬品の備蓄などを満たしたり様々な加算を取る事は難しそうなので、法律が変わらなければコンビニも調剤薬局化するか、ただの受け渡し場所になるかになりそうです。

受け渡し場所となる大手コンビニエンスストアのスケール感であれば、コールセンターなどで薬剤師を雇い説明が必要な場合はオンライン服薬指導で対応するといった形になるような気がします。

結局、医療用医薬品を処方箋に基づいてどこでも買えるようにしたところで調剤薬局が受け取っていた利益の一部が、大手コンビニの利益に変わるだけではないかと私は考えます。

池田氏が言う社会負担料の削減を本気で考えているのであれば、全ての医療用医薬品を処方箋なしで購入できるように医師会に向けて問題を提起すべきではないでしょうか?

患者さんにも「薬ほしいねんけど、病院の待ち時間が長くて仕事の合間にいかれへんねん。ここで売ってもらわれへんの?」と幾度となく聞かれてきました。

全ての医療用医薬品が普通に購入できるようになれば、それこそ薬剤師に話を聞いてから購入したいという人が増えるように思います。

薬剤師に何か言われてツイッターのアカウントをブロックするのではなく、橋下徹氏とバトルした時のように何を言われても徹底的に議論して解決策を導いてほしいと思います。

そうでなければ、どこかのユーチューバーと一緒で炎上させて自分の運営するアゴラを見てもらいたいだけの人になってしまいます。

しかし私は問題を提起して危機感を煽ってくれた池田信夫氏に感謝しています、どんな世界になろうとも患者さんから必要とされるように頑張ろうと思う。

このブログは個人の感想です。

おわり

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