吃逆(しゃっくり・キツギャク)の薬について

薬の勉強
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しゃっくりは横隔膜などの筋肉の痙攣とよくいわれますが治療薬ってあるのでしょうか?
ちょうど門前のDrに聞かれたので調べてみました。

吃逆の種類(吃逆反射の中枢は延髄)
48時間以内に自然に治る「良性吃逆発作」
1ヶ月以内の「持続性吃逆」
1ヶ月超の「難治性吃逆」

治療法
①物理的治療(色々あるが簡単に出来そうなもの)
・スプーン1杯~数杯の粒状の砂糖の嚥下
・舌の牽引
・氷水の急激な飲用

②薬物療法
第一選択薬は保険適応のあるクロルプロマジン
・先発(コントミン、ウインタミン)1回25mg~50mgを1日3~4回

漢方薬で有名なのは芍薬甘草湯、呉茱萸湯などがあげられるようです。

他にも色々と使用されているようだが保険適応がなく有効性も確立されていないそうです。

静岡県の薬剤師会のホームページに記載のあった方法です(以下)

柿のへたを煎じたものにも優れた効果があります。

柿のへた20個を200mlの水で約100mlになるまで煎じます。

また、柿のへたを含む漢方薬の柿蒂湯(シテイトウ)エキス製剤 (商品名:ネオカキックス)はしゃっくりを適応として薬局で市販。

物理的には、乾いたガーゼのようなもので舌をつかみ、30秒ほど強く引っ張ってもらうとのどの奥への刺激によって、しゃっくりを止める効果がある。