知り合いの学生さんが「調剤薬局の実習先が決まったけど、ホームページもない個人薬局でどんな薬局だろう…」と心配していたので、都道府県が提供している薬局機能情報提供制度について伝えました。
各都道府県によって提供されているサイトの構成は異なるようですが、必要な情報はこちらから確認することができます。
薬局によっては掲載されていない項目もありますが、前年度の処方せんを応需した者の数(患者数)や、登録されている薬剤師数から大体の忙しさなども把握する事が出来るかと思います。
最新の数字ではないのであくまで目安ですが、就職や転職前にあらかじめ知っておくことで多少なりとも心構えができるのではないでしょうか?
本来は患者さんが調剤薬局を選ぶ際に利用する事を想定して作られていると思うので、外国語への対応、聴覚や視覚障害者や車椅子への対応、医療保険(公費)や、クレジットカードやキャッシュレスへの対応に関しても掲載されています。
お知り合いの方の調剤薬局選びや、人材紹介会社のエージェントを利用しない就職や転職、そして薬学生さんが実習先をご自身でお調べしたいときに是非利用してみてください。
またOTCなどが販売されている薬局であれば、お客さんとして薬局を訪ねて商品選びをしてみる事で、本来の職場の雰囲気や薬剤師の対応を見る事ができるかと思います。
職場見学で訪れるとやはり薬局側は良い雰囲気で迎え入れたい(決して悪い事ではないと思います)と考えるものなので、本来の雰囲気でない事がありますのでご注意ください。
「男性の薬剤師さんお願いします」の電話と地方厚生局HPの関係
先日、お昼過ぎの少し落ち着いた時間帯に薬局に電話がかかってきました。 事務さんが電話を取ると「先ほどお伺いした者ですが、男性の薬剤師さんお願いします」との事でした。 「午前中に投薬した患者さんから薬の問い合わせかな?」と思いながらレセコンの...
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