指の関節痛が悪化したのでリウマチ科を受診した結果

関節リウマチ分類基準 病院受診
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昨年の11月頃から始まった、朝の指先のこわばりや曲げた時の痛みが未だに残っています。健康診断での異常でCT検査を連続して受けたり、初フルマラソンで体を酷使した等、様々な心労が祟ったのか?原因はわかりませんが一向に改善しません。

これまで受診しなかったのは、リウマチの(ACR/EULAR 関節リウマチ分類基準)で「症状が6週間以上続く」という項目があったので、最初の2ヶ月は様子を見る事にしました。

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ACR/EULAR 関節リウマチ分類基準とは?

アメリカリウマチ学会とヨーロッパリウマチ学会が、2010年に発表した関節リウマチの新しい診断基準です。

関節リウマチ分類基準

慶應義塾大学病院KOMPASより引用

この基準に自分自身を当てはめてみると、以下のようになりました。

  1. 1~3個の小関節(2点)
  2. 未検査(?)
  3. 6週間以上(1点)
  4. 未検査(?)

仮に血液検査でリウマトイド因子・抗CCP抗体のいずれかが、高値で陽性なら合計6点となり関節リウマチと診断が下されます。すると通常であればメトトレキサート単剤での治療が開始される事が予想されます。

リウマトレックスを服用するのが怖かったのと、ちょうどその頃に症状が少しましになっていたので「このまま良くなって痛みがなくなるのでは?」と考えて、一進一退を繰り返しながら今年の3月になってしまいました。

仮にリウマチだった場合、関節破壊は発症後2年間が最も進行しやすいといわれています。自分の中で「もしもリウマチだったとしても半年までに治療を開始すれば、症状進行を抑える事ができるだろう‥」と考えてリミットを半年と決めていました。

しかし半年が経っても症状は続き、左手の人差し指だけだった痛みが、右手にも少しこわばりが出てきました。そしてようやく思い切ってリウマチ科を受診する事にしました。

まずどこの病院で受診するのかが重要です。専門でもない所でリウマチだと言われて詳しい説明もなく、いきなり服用開始となるのは嫌だったので、ネットで評判のよさそうなリウマチ科を標榜している医院を探して受診する事にしました。

いくつか近所にリウマチ科の病院がありましたが、私の受診した医院はホームページを見ると先生のブログが載っていました。

ブログは更新がきちんとされていて勉強をしっかりされている様子と、そして何より優しそうな感じがが伝わってきました。

「ここしかない!」と勝手に思い、はじめてのリウマチ科へと向かうことになりました。

受付で問診を記入して椅子に腰掛けて待っていると、暫くして看護師さんに診察室に呼ばれました。想像通りの柔和な雰囲気の先生です。

こちらから症状を伝えて自分で思う原因を伝えました。リウマチは遺伝の影響が30%程度あると言われているので、「親族にリウマチがいないですか?」と聞かれました。

そして痛みのある箇所を触って圧痛がないか細かに調べてから、とりあえず血液検査をする事になりました。血液検査の結果は一週間後になりました。

血液検査の結果は?

そして一週間ほどして、2度目の受診で血液検査の結果を見せていただきました。

「えーっと、リウマチを疑っておられましたが‥」

「血液検査の結果は、大丈夫そうですね」

「RF(リウマトイド因子)はもちろん、抗CCP抗体も問題ありませんでした」

「しかし現時点では問題ありませんが、今後も大丈夫と言うわけではありませんので、異変があればまた受診してくださいね」

抗CCP抗体

こうしてリウマチ疑いはとりあえず晴れたのですが、人差し指の痛みは残っているので今後も注意深く見守って行きたいと思います。

血液検査ではLDLコレステロールとTGの値が基準値以上だったので、お休みしていたランニングを再開したいと思います。

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