台湾の薬局と薬剤師事情を調べてみました(台湾旅行記:台北1日目)

余暇活動
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昨年に身近な人が亡くなってから、体の動く元気なうちにやった事がない様々な事(海外旅行など)を経験しておきたいと思うようになり、ようやくこの年齢で初めて10年パスポートを取得して海外旅行に行く事を決意しました。

しかし英語も満足に話す事ができないし、世界仰天テレビ等で、海外旅行の際に麻薬の密売に加担させられた話や、事件・事故・犯罪に巻き込まれると思い込んでいたので海外旅行はとにかく危険だと思い夫婦揃って国内旅行しかした事がありませんでした。

幸いにして職場には海外旅行の達人たちがいるのですが、誰に聞いても「台湾は気候も暖かくて、みんなやさしくて良い所だよ、日本語だけで全然大丈夫!」と聞いていたので近場で初心者にはうってつけかと思い台湾に行く事に決定しました。

達人が言うには「ツアーでなく個人手配のほうが安くて自由に時間を使えるよ」とのアドバイスからLCCを予約して、宿はエクスペディアなどで比較して一番安いサイトで予約しました。

また海外旅行先で病院にかかると莫大な金額の医療費を請求をされたという事も聞いていたので心配でしたが、「クレジットカードの保険で大丈夫」と達人が言っていたのを信じる事にしました。

そしてせっかく海外に行くのであれば、台湾の薬局事情も見学しておこうと思い、家族と別行動する街ぶらの時間に薬局をのぞいてみる事にしました。

ネットで調べた情報によると、台湾の薬局はある程度の症状を伝えると薬剤師に薬を処方してもらえるそうです。

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台湾旅行1日目(関空から桃園空港へ)

今回は台湾へLCCのピーチ・アビエーションで行く事になりました。

朝一番の便なので7時には空港に到着してチェックインをする必要があったので朝の5時に自宅を出発しました。

いつものようにOCATから関空へ往復の高速バスのチケットを購入しました、予約できないのでバスへの乗車は先着順です。

LCCのピーチ・アビエーションは、関空の第二ターミナルなので高速バスが便利です。しかし渋滞していると飛行機に乗り遅れる危険性もあるので注意してください。

無事に50分前にチェックインをして、出発時刻までお土産売り場を見て時間をつぶしました。

そして飛行機に搭乗してから約3時間で桃園空港に到着です、日本と台湾の時差は1時間程度なので、現地時間は到着して1時間時計を戻しました。ここで初めての海外旅行での洗礼を受ける事になりました、入国審査です‥。

入国審査(イミグレーション)で苦戦する

海外旅行の経験者だと当たり前だと思うのですが、国内旅行しかした事がなかったので入国審査で戸惑いました。

「イミグレ」という言葉は聞いたことはあったのですがよく知らず、「台湾の入国審査は簡単だから」と、達人から何のアドバイスもなく安心しきっていました。

飛行機を降りると台湾の係員に何かよくわからないまま「札」を渡されたので、札をもったまま人の流れに任せて進んでいきます。

「札」は入国審査のあたりで二手に分かれている所で使用します、同じ飛行機に乗っていた前の日本人親子が係員に渡すのを見て同じように手渡しました。

その先には入国審査で待っているであろう旅行者達が大行列になっていました。

事前に飛行機の中で「入国審査カード」を配られていましたが、到着後に記入すれば良いのかと思いパスポートに挟んだままここまでやってきました。

しかしここで記入してから大行列に並ぶ必要があります。

おそらく旅の達人であれば現地での滞在時間を有効に使うため、飛行機は最前列のシートを予約して「入国審査カード」を機内で記入しておき、到着後にすぐに入国審査の窓口に並ぶのでしょう。

残念ながら我々旅の素人は、行列の横の記帳台で記入する事になりました。そこにあった備え付けの盗難防止用のコードの付いたボールペンは1本しかありません。

我々と同じく機内で記入しなかった人が記入し終わるのを待ってからボールペンをゲットして記入し始めました。

しかし記入項目の内容を調べる為に、かばんの中のチケットを探す為に一瞬かがみました、そして立ち上がった時には目の前のボールペンが無くなっていました…。

なんとコードつきのボールペンは近くにいた異国の人に持って行かれてしまいました。その彼はボールペンで記入しながら入国審査の列に並んでいます。

私は「海外で生きていくにはあの逞しさが必要なのだな…」と妙に感心してしまいました。

そして別の記帳台でボールペンを手に入れて、ようやく入国審査の長い列に並ぶ事が出来ました。

入国審査の行列は並ぶ場所が大事

入国審査の大行列は最初は1本の列で、途中からフォーク型に広がっていましたが、このフォークの先に並ぶ時にどこの窓口に並ぶかで通過時間がかなり違ってきました。

私は後ろの人に押されるまま一番端の方に流されて行き、幸い私の列は空いていてすぐに通過できました。

窓口では「パスポート」と「入国審査カード」を手渡しました。

イメージしていた口頭でのやり取りは一切なく、目の前のカメラを見て撮影して、人差し指の指紋を読み取っただけでした。

確かに達人が言うように、英語も台湾語も必要なく無事に通過することが出来ました。

しかし妻はまだ長い行列に並んでいます、結局入国審査では1時間ほどかかりました。

スマートフォンの準備(台湾SIMを入れる)

海外旅行先で携帯電話を使用するには、主に3つの方法があるそうです。

  1. 現地SIMを購入する(安い!)
  2. wifiルーターを借りる(ルーターの近くにいる必要あり)
  3. データーローミング(楽だけど高額)

達人は私に「一番安いし便利なのは現地SIMです、事前にamazon等で購入して、台湾に到着したらスマホに差し込むだけです」と1番のSIM購入を薦めてくれました。

私は「安いが一番!コージマ!」と日頃から言っているので、迷う事無く薦められた台湾SIMを購入する事にしました。

現地の携帯電話番号は必要なかったので、現地で5日間使用可能・通信制限無しの以下のプリペイドSIMを選んでもらって購入しました。

 

使い放題なのでLINE電話で通話もできるから別行動をしても安心です。

これを入国審査の待ち時間等に差し込んで、設定するだけなので本当に簡単でした。

しかし日本製のスマホだと事前にSIMロック解除作業をネットでやっておく必要があるので注意が必要です。(海外の携帯ではSIMロック解除がいらない機種がほとんどだそうです)

※携帯ショップでやってもらうと3000円程度かかるのですが、パソコンなどから自分でやれば無料で簡単に出来ました。

桃園空港で台湾ドル(元)に両替する

無事に入国審査を通過して一息ついてまずは両替する事にしました。

両替にはレートや手数料が多少関係してきますが、(1台湾ドル=3.6円)程度で計算できます。

これから電車に乗ったり、台湾で有名な夜市の屋台などにも行く予定にしていたので、手数料はかかりますが安心安全の桃園空港で両替しておく事にしました。

両替も初めてでしたが前に並んでいる旅行者の真似をして、パスポートと日本円を渡すだけでした。両替後に用紙にサインを求められるのですが、漢字でのサインで問題ありませんでした。

台湾カップルとの遭遇

両替後に既に12時を過ぎていたので桃園空港でお昼ご飯を食べる事にしました。桃園空港の地下にある新東陽美食広場というフードコートに行くと、ここでも旅行者で大混雑していました。

そして世界中の旅行者と席の争奪戦が始まりました。

適当に空いているお店でメニューを指差して「This two」とだけ言って、先ほど入手した台湾ドルで支払いを済ませて、料理の載ったトレーをもったまま彷徨いながら、我々は何とか相席で台湾カップルと向かい合わせに座ることが出来ました。

新東陽美食広場

疲れたのと目の前の台湾カップルがいちゃいちゃしていたので「気まずいなぁ‥」と思いながら黙々と食べていると、カップルの女性がスマホの画面をこちらに見せて来ました。

スマホの画面には翻訳された日本語で「おいしいですか?」と書かれていました。

我々は知っている中国語で「ハオチー」と言いました。

カップルは「本当に?美味しくないよー」と言う雰囲気のリアクションをしていました。

そこからカップルと英語とスマホを介した異文化コミュニケーションが始まりました。

「どこから来たのですか?東京?大阪?」

「来月沖縄に行くんだけどオススメスポットありますか?」

など、気まずい雰囲気を気遣って色々と話かけてくれたんだと思います、外国に来てるんだなぁと嬉しくなりました。

最後にEnjoying the Taiwan!」と言ってカップルは去っていきました。

「英語がきちんと話せたら楽しいだろうなぁ‥」

我々は帰国後に英会話の勉強を始める事を誓い合いました。

MRT(Mass Rapid Transit)に乗車する

ようやく桃園空港から台北に直通しているMRT(Mass Rapid Transit)と呼ばれる電車に乗る事になります。

運賃表には台北までの運賃は160元と書かれてありましたが、値下げしたのか券売機では150元で大丈夫でした。

MRT

チケットはトークンと呼ばれるボードゲームのコインの様なチケットが出てきます。これを改札にかざして入場して退場する時にコインを投入するようになっています。

MRTチケット

そして駅で電車を待っているときにも現地の方に助けて頂きました。

我々が並んでいる列が各駅停車の電車の列だったので「台北までならエクスプレスと書かれている車体に乗った方が良いですよ」と教えていただきました。

各駅の次に来たエクスプレスに無事に乗車し、40分程度で台北に到着する事ができました。

MRT車内

しかし空港線MRT台北市内MRTでは同じ台北駅でも少しだけ離れています。

大阪で言えば、JR大阪駅と梅田駅みたいな感じでしょうか?

降りてから地下街を歩き回って、台北市内のMRTの台北駅まで行きました。

ここから赤色の御堂筋線的な上下に伸びたMRTで圓山駅まで行きます。

そして圓山駅からはホテルまでの送迎バスがあるので一安心です。

宿泊するホテル圓山大飯店は、台北の中心部からは少し離れているのですが、台北で最も有名なホテルとの事です。

MRT円山駅

圓山駅に無事に到着しましたが駅を降りてから「送迎バス乗り場」を見つけることに手惑いました。

小雨が振る中を暫く圓山駅前を彷徨いました。

スーツケースを運び疲れてきた奥さんの機嫌が悪くなってきました、早くバス乗り場を見つけないと危ない!

私の身に危険が忍び寄ってきました。

圓山大飯店(ザ グランド ホテル)行のバス停を見つける

駅を降りてすぐのバス停には圓山大飯店行きのバス停の地図が載っているのですが、地図が逆向きのため位置関係が良くわかりませんが、対面の小さなバス停がホテル行きのバス停を兼ねていました。

圓山大飯店 バス停

スマホで調べたブログに乗っていたバス停の画像は古いもので、現時点では工事中のため新しいバス停になっています。

歩道を歩いて行く事ができず、車道を歩く必要があります十分に注意してください。

圓山大飯店 時刻表

送迎バスの時間は大体20分おきにやって来るので、少し待っていると黄色いバスがやって来ました。

バスにスーツケースを積み込んで約10分ほどでホテルに到着しました。

圓山大飯店

山の上に立っているホテルは恐ろしいほどの存在感を放っています、話に聞いていた以上に凄いホテルです。

このホテルに宿泊するだけでも台湾に来る価値はあるかと思います。

こんな歴史のある凄いホテルに、どうして普段最安値のビジネスホテルにしか泊まらない私の様な一般市民が宿泊する事が出来たのか?

それは‥‥

楽天スーパーセールの時に最安値の日程で予約しておいたからなのです。

すると朝食付きで一人1泊6000円程度のビジネスホテル並みの価格で宿泊する事ができました。

皆さんも是非、圓山大飯店にご宿泊ください、本当にオススメなんです!

ホテルのチェックインでも苦戦する

そして送迎バスを降りて、入り口のホテルマンに連れられてチェックインの為にフロントに案内されました。

圓山大飯店

事前の情報ではフロントに日本語対応スタッフがいるとの事でしたが、英語専門スタッフだったので英語でのやりとりとなりました。

ここでいつも薬局で外国人旅行者とのやり取りで培った、ボディランゲージ英会話が力を発揮しました。

スタッフさんは英語で「明日の朝食会場はそこのレストランです、チケットはいりませんのでルームナンバーを言ってください」といった感じの内容を言っています。

しかし所々早口だったので聞き取りがいまいち出来ません。

さらに何となく「ルームチェンジしてリバービューの部屋に変えてあげます」と言っているみたいです。

そして「支払いを台湾ドルか日本円のどちらかでするか?」と聞かれたので台湾ドルでする旨を伝えました。

さらに「デポジットとして2000台湾ドル預かります、カードorキャッシュ?」と聞かれました。

私はデポジットというシステムを全く理解していなかったので「デポジット?」と聞き返すと、そこだけ日本語で「ホショウキンデス」と回答が返ってきました。

いまいち理解していない雰囲気が感じとられたのか、フロントスタッフは英語で「チェックアウトの時に返金するよ」と説明をしてくれました。

私は「OK!」と笑顔で伝えて無事に部屋に案内されました。

ホテルの内部は美術館のように天井が高く荘厳で我々は圧倒されっぱなしでした。

圓山大飯店

今までに宿泊した著名人の写真が並んだ廊下をゆっくりと見て回ると、父の好きだったチャールズブロンソンアランドロンの写真が飾っていました。

圓山大飯店

「ここに父と一緒にこれたらきっと喜んだろうなぁ‥」と感傷に浸りながら部屋へ向かいました。

チャールズブロンソン

夕食は士林夜市の屋台へ行く事に

ホテルに来るだけで疲れきった我々は、早朝出発と初の海外旅行で緊張しっぱなしだったのでベットでしばらく眠りにつきました。

目が覚めると疲れが取れて元気になっていたので、台北で最大級の士林夜市へ行く事にしました。

士林夜市へはホテルから送迎バスが出ていますが、散歩もかねて歩いて行く事にしました。士林夜市では食べたいものをあらかじめ決めていたので、順番にお店を探して歩きまわりました。

私の目当ては「胡椒餅(フーチャオピン)」です、しかし士林夜市は広すぎて目当てのお店を見つけることができませんでした。

雨も降ってきたのでタピオカミルクティーを飲みながらテントの下で休憩していると、桃園空港の両替の時に前にいた日本人の方がちょうど「胡椒餅」を食べていました。

安心して日本語で「すみません、この胡椒餅のお店はどこにありますか?」と聞くと、ご親切にも場所を教えて頂けました。

無事に目的の屋台を巡る事が出来たのでホテルへのバス停から送迎バスで帰宅しました。

士林夜市グルメのベスト3

私の私見ですが夜市で食べたものベスト3をお伝えいたします。

1位:胡椒餅 皮がパリッとして、中には胡椒の効いたひき肉が入っていてもの凄く美味しいです。並んでも食べる価値がありました。

胡椒餅

2位:かき氷 これも安くて甘さが控えめで美味しかったです

台湾 かき氷

3位:麺線 安くて凄い量なのでお腹一杯になります、パクチーは好みで入れることが出来ます。大と小が選べる場合は小にしたほうが無難です。

麺線

他に食べたもの‥タピオカミルクティー、ベビーカステラ風の焼き菓子など

台湾菓子

初めての海外旅行なので、嬉しくて書き残したい事がたくさんありすぎて3日目の台湾薬局情報に行くまでに時間がかかります誠に申し訳ありません。

台湾旅行2日目、3日目は時間の余裕がある時に書いていきたいと思います。

つづく

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