必ず10錠ヒートで出すように注文する患者さん

調剤薬局業務

患者さんで必ず10錠のヒートがつながった状態で出すように希望する患者さんがいました。レセコンのポップアップ画面には「ヒートバラ禁止」である旨が登録されています。

例えば28日分の処方だと、10錠ヒート×2つと、8錠ヒート×1つといった感じです。

端数の8錠が少しでもバラバラだと怒り出します。

自分の感覚では4錠が2つであれば許されそうな気がしたのですが、絶対に嫌だと断固として譲ってもらえません。

たまに薬局のスタッフにお菓子を持ってきてくれたりと、それ以外は比較的普通にコミュニケーションが取れるのですがヒートバラバラ問題に関しては絶対許されませんでした。

どうしてヒートがつながってないとダメなのか聞いてみたところ、バラバラだと紛失してしまう可能性がある事、そして自分自身で何錠飲んだのか分からなくなるからだとの事でした。

ただし「一包化はして欲しくない」という事でしたので、できる限り患者さんの要望にこたえたいと思い毎回つながった状態の綺麗な28錠(10+10+8)をお渡ししていました。

しかしこの患者さんにしか出ない比較的高価な薬が処方されるようになってから困ったことが起こりました。

毎回2錠づつの端数が出るのです。

他の患者さんにもよく出る薬であれば2錠の端数を流用する事で解決するのですが、マイナーな薬なので他店にも回せません。

この比較的高価な薬が100錠包装の薬だったので、3回目の投薬の時点で10錠ヒート×1つと、2錠×3つが残ってしまいました。

このまま2錠のかけらをいつまでも残してしまうと薬局の不動在庫として計上されてしまいます、よって次回の投薬時にこの2錠のかけらを一気に4つ使わせてもらう事にしようと思いました。

そしてその旨を伝えたところ「絶対に8錠は繋がってないとダメだ!」との事。それなら医師に確認して30日処方にしてもらえないか打診しました。

しかし「そうやって人を操ろうとするのはやめてくれないか」とお許しをいただけませんでした。

そしてそれ以来薬局には来なくなってしまいました。

今考えるとお薬ケースに1日分ずつ入れる提案をしてみたり、端数の2錠たちはOKISSなどで分譲先を探せばよかったのかもしれません。

もしも次回来局していただけたなら、他の提案もしてみたいと思います。

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