ビオフェルミンRやレベニンなどの耐性乳酸菌製剤の違い

薬の勉強

抗生物質を服用するときにおなかの調子が悪くなるといった場合があるかと思います。

そういった場合に処方される事がある整腸剤として耐性乳酸菌製剤があり、これらは抗菌薬存在下しおいても増殖するとされています。

商品名ではビオフェルミンR、ラックビーR、エントモール、エンテロノンR、レベニンなどがあります。

実はこれらは同効薬ではありますが、同一成分ではありません。

まず乳酸菌の種類が違います、そして大きな違いでは牛乳アレルギーに禁忌であるかどうかです。

牛乳アレルギーの患者さんには、表題にあるビオフェルミンRとレベニンは大丈夫です。

私は肌が弱いのですが、いつも朝起きて洗顔するときに花王のビオレで顔を洗っています。よって

※アレルギーでも花王の「ビオレ(ビオフェルミンR・レベニン)は大丈夫!」と覚えています。

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エンテロノンRからレベニンへ変更を依頼

今回は門前の医院で使用されているのがエンテロノンRで、薬局の都合で後発のレベニンに変更してもらおうと思い調べてみました。

牛乳アレルギーの患者様でも使用できるんだけでも十分だと思ったのですが、他の違いも調べてみたところ乳酸菌の種類と含有量や作用する臓器が異なる事がわかりました。

まずエンテロノンRは本品 1 g中に、耐性乳酸菌(S. faecalis BIO-4R)100mg(10⁶~10⁹個の生菌)が含有されています。

名前の由来は腸(Entero)耐性(Resistance)から来ているようです。

効能効果は下記抗生物質、化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善
ペニシリン系、セファロスポリン系、アミノグリコシド系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ナリジクス酸

作用部位は腸管内です、作用機序は抗生物質の投与により菌叢バランスの乱れた腸管内において増殖定着して菌交代化減少を防止することで腸内菌叢の乱れを正常化します。

一方、レベニンは1g中に耐性乳酸菌(ビフィドバクテリウム・インファンティス(Bifidobacterium infantis)ラクトバチルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)ストレプトコッカス・フェカリス(Streptococcus faecalis))18mgが含有されています。

名前の由来はドイツ語のLEBEN(生きているの意味)にINをつけてLEBENINと命名されたようです。

効能効果は下記抗生物質、化学療法剤投与時の腸内菌叢の異常による諸症状の改善
ペニシリン系、セファロスポリン系、アミノグリコシド系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ナリジクス酸

作用部位はラクトバチルス・アシドフィルス、ストレプトコッカス・フェカリスは小腸で働き、ビフィドバクテリウム・インファンティス(嫌気性菌)は小腸下部から大腸に優勢に生息して働きます。

そして乳酸や酢酸を賛成して有害菌の増殖を抑制します。またこれらの成分が腸壁に適度な刺激を与える事で腸液分泌、腸管吸収、蠕動運動の促進をします。その結果、腸内菌叢を正常化、消火器症状を改善します。

含有量が減ってしまうけど大丈夫かな?

作用する場所が小腸から大腸まで広い範囲で働くのは良い感じですが、含有量が1gあたり100mg→18mgと減少してしまうのは医師に言いにくいけど大丈夫かな?

そこでメーカーである「わかもと製薬株式会社」のメディカルインフォメーションに電話で確認してみました。

すると「乳酸菌は重さでなく生菌数で考えてください」と教えて頂きました。

曙さん一人と那須川天心さん3人みたいな感じでしょうか?

よって重さは気にせず、3菌種の生菌数を合わせるとたくさんいるので問題ないみたいです。

生菌数を聞いたのですがうる覚えなのでここで記載するのは控えさせて頂きます。

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