登録販売者試験の受験申込から合格、販売従事登録申請までの記録

登録販売者
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登録販売者試験を受験したので、申し込み手続きと受験勉強の方法を備忘録として残したいと思います。

登録販売者試験は、受験資格の撤廃で学歴・実務経験問わず受験可能になりました。

誰でも受験可能ですので、調剤薬局で勤務される事務さんや、ドラッグストアで勤務する方にとって基礎的な知識としていかがでしょうか?

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受験願書提出の手続き

令和に入って初めての登録販売者試験は、関西広域連合で実施される事になったので、受験申込書を中之島国際会議場11階に貰いに行きました。

受付期間は令和元年 6月6日(木)~6月21日(金)消印有効と短い期間なので、インターネットからダウンロードした願書に記載して提出することも可能です。

関西広域連合の事務所に入ると、登録販売者の願書が山積みになっており「ご自由にお取りください」と書いてありました。

そして誰からも声を掛けられることなく願書を一部いただいて帰りました。

封筒の中身は、以下4点の書類が入っています。

  • 登録販売者試験 受験案内
  • 登録販売者試験 受験願書
  • 受験料 納入通知書
  • 受験料 領収済み証明書 及び 写真貼付用紙

最初見たときは受験料12,800円と少し高く感じましたが、東北地方17,600円、北海道は18,100円とさらに高く関西広域連合はかなり安い受験料の部類(最安値?)に入ります。

受験料・販売従事登録料は、都道府県によりかなり差がありますので注意が必要です。

そして受験料が思いのほか高かったので迷ったのですが、申し込むことで強制的に勉強できる事、OTCの販売で何か役立つ知識があればと思ったので帰り道に受験料を振込みました。

そして「証明写真」と「振込証明書」を用紙に添付して願書と一緒に簡易書留で発送して、一ヶ月月くらい(7月下旬)すると受験票が届きました。

登録販売者試験の勉強方法

受験票が届いてから受験日まで1か月くらいあるので、自分がやった事をまとめてみたいとおもいます。

まず通勤時間や空き時間でこまめに勉強ができるように、スマホアプリをダウンロードして問題傾向に慣れる事にしました。

色々なアプリがありましたが自分は、登録販売問題練習(sararaさん)が使いやすかったです。

https://play.google.com/store/apps/details?id=sarara.touroku&hl=ja

(※令和4年すでに無くなっていたので、ご自身に合った使い易いアプリを探してみてください。)

このアプリは解説がしっかりとついていて、間違えた問題を再度出題してくれるので苦手な問題だけを反復練習することで短期間で覚える事ができました。

出題形式が、正しいものや誤ったもの全てを選ぶ必要があるので、あやふやな知識でなく一問毎の内容をしっかりと理解していないと正解できません。

またモバイル通信がオフの状態でも使用可能なので、通信制限がかかっていても使用可能です。

そして一番は無料アプリなのに広告が邪魔にならなかったのが良かったです。

アプリによっては一問答えるごとに広告が出てくるので、間違って指が当たってしまったりと使いにくいものもありました。

このアプリである程度問題傾向になれた後は、過去問を中心に勉強をしました。

過去問は過去の登録販売者試験について(参考)より無料でダウンロードできます。

問題傾向を知るためにも、必ず受験地域の過去問をやるようにしてください。

試験当日(大阪会場は関西大学・大阪電気通信大学)

関西広域連合(滋賀・京都・大阪・兵庫・和歌山・徳島)では都道府県毎に会場が決まっています。

大阪は2会場(関西大学・大阪電気通信大学)での開催ですが、残念ながら会場を指定することはできません。

私は幸いにも希望していた大阪電気通信大学だったので、京阪電車で寝屋川市駅まで行きました。

集合時間は午前10時10分です、そして9時30分から試験会場に入ることが出来ます。

早めに到着したので大学途中のコンビニで※昼食のパンと牛乳を購入して、アプリで問題を解いて時間をつぶしました。

(※早めに終われば途中退出もできたので、近くの食堂にランチに行く事も十分可能です。)

試験問題は全部で120問ありますが、時間は午前・午後と各2時間ありますので余裕をもって解答が出来るかと思います。

合格基準は正答率70%、足きり各分野40%前後との事です。

関西の過去合格率は40%~50%前後なので約2人に1人は合格する事ができます。

午前 10:30~12:30(2時間)

  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問)
  • 主な医薬品とその作用(40問)

午後 14:00~16:00(2時間)

  • 人体の働きと医薬品(20問)
  • 薬事に関する法規と制度(20問)
  • 医薬品の適正使用と安全対策(20問)

そしていよいよ試験開始です。

実施団体が変わったことで「試験傾向が変わるのではないか?」と考えていたのですが、杞憂に終わりました。

試験中にお腹が痛くなったり、消しゴムを無くすといった何のドラマもなく試験は無事に終わりました。

そして試験終了後、資格試験で恒例の校門前での回答速報をいただき自己採点を行いました。

大変ありがたいことに、無料アプリと無料過去問のおかげで受験料以外の出費なしで試験を終えることが出来ました。

しかしながら結果は10月4日までわかりません、勘違いやマークミスが無いことを祈ります。

※この備忘録は大阪での受験記録になります、問題数や出題範囲は全国共通ですが時間割が異なる場合があります。また受験日時や合格率等は都道府県により異なりますので各都道府県の実施団体のホームページ等でご確認ください。

試験結果

みごとに合格していました。

同じ方法でもう一人(薬学未経験者)も一発で合格できました。

登録販売者の本(何でもOK)を購入してそれを2度~3度繰り返してやり込み、アプリにて過去問や例題をやり込めば十分に合格圏内に入る事が可能だと思います。

ちなみに全くの薬学未経験者の方は、この「7日でうかる!登録販売者&問題集」のみを繰り返しやって、youtubeの無料の登録販売者講義を流し見して一発合格しました。

しかしこの本を全て7日で最後まで終える事はかなり困難(仕事しながらだとちょっと無理かも‥‥)なので、未経験者が1週間前に購入してやり始めたとしても全てをきちんと理解して最後まで終わる事はできないのではないかと感じました。

仕事をしながらの方であれば、3か月はしっかり勉強する時間が欲しいです。

みんな、がんばれ~!!

販売従事登録申請の手続き

登録販売者試験合格後に薬局等で登録販売者として働くためには最初の就業地を管轄する都道府県にて販売従事登録申請が必要となります。

大阪府では、申請手数料が7,100円と最安値になっています。

そして提出書類は以下になります。

  1. 販売従事登録申請書
  2. 申請者の診断書(発行後3ヶ月以内)
  3. 戸籍謄本、戸籍抄本or戸籍記載事項証明書(発行後6ヶ月以内)いずれか
    外国籍の方は国籍等記載住民票の写しor住民票記載事項証明書(発行後6ヶ月以内)いずれか
    ※合格証に「本籍地」が記載され、氏名又は本籍に変更がない場合
    本籍記載のある住民票の写し又は住民票記載事項証明書(発行後6ヶ月以内)でも可能
  4. 申請者が薬局開設者又は医薬品の販売業者でないときは使用関係を証する書類
  5. 登録販売者試験合格通知書(原本)又は薬種商適格者であることを証明する書類

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