私は昔からうなぎ料理が何よりも大好きなのですが、最近はうなぎの価格も高騰して食する機会がどんどんと減ってきています。
しかし阿波座にあるうなぎ卸売の「川越」さんであれば、とても美味しいうなぎを安く食べる事が可能です!
うなぎの川越とは?
創業約70年にもなる「川越」さんは、もともと川魚の卸売業からスタートしていて阿波座にある店舗はいつでも開いているわけではありませんが、平日の営業日であれば売り切れるまでに訪れることができれば食べるチャンスです。
当社は1949年より大阪市靭本町にて川魚屋の卸売業「川越商店」として創業60余年。 戦前創業者が川魚屋に勤めており、その後滋賀県の産物を取引先に納めるようになったという経緯があります。
以来安心・安全を第一に考え、国内産にこだわり淡水魚介類を中心に販売及び加工業務を行ってまいりました。
今現在も滋賀県産の鮎、愛知県三河産の鰻を中心に、各地域の旬な食材を仕入れるこだわりを引き継いでおります。また、愛知県三河産鰻蒲焼、鰻玉子巻、鰻肝煮、子持ち鮎甘露煮等を店舗にて販売しております。
川越ホームページより引用
ごはん大盛りは無料!
この日は幸いにも平日のお昼時でしたが店内は空いていたので待たずに入る事が出来ました。私は鰻丼定食1100円(大盛り無料)を注文する事にしました。
- 鰻丼定食 1100円(弁当1150円)
- 鰻多め 1300円(弁当1350円)
- 特別弁当 2700円
これからの春先の暖かい季節であれば、お昼ご飯として鰻弁当を購入してすぐ近くの靭公園で食べたら最高に気持ちが良い一日を贈ることができるのではないでしょうか?
店内には持ち帰りの弁当だけでなく、持ち帰りのうなぎ一匹も冷蔵ケースにあるので夜ご飯のおかずに買って帰る事も可能です。
壁にかけている額縁には創業者の社訓でしょうか?「創業は易く、守成は難し」と書かれています。日本商工振興会
そして注文して約5分ほどで鰻丼定食が出てきました。
まずは赤だしをお箸で少しかき混ぜてから一口いただきます…、するとなんとも言えない旨味が体の中に染みわたり冷えた体が温まります。
そしてテーブルに置いてある、うなぎのタレをう巻きにかけてから一口でパクリとします。
「うん、うまい!」と心の中でつぶやきます。
いよいよ本丸の鰻丼です。
まずはそのままで鰻を食べます、さらにたれを追いがけして一口します。
「モグモグ…」
とても1100円とは思えない、私にとっては最高級の鰻丼です。
さらに味変するために粉山椒をパラリとかけます。
すると山椒の辛みとうなぎの甘味がミックスされて何とも言えない香り高い豊かな味わいを醸し出しています。
「う、うまい!」と心の中でつぶやきます。
しかし幸せな時間はあっという間に終わりを告げました。
「もう一度鰻丼定食が出てきたシーンに戻らないだろうか…」そんな事を考えながら、お店の店員さんにお会計を済ませた私は靭公園の方角に向かって歩みを進めました。
靭公園の寒緋桜は今が見ごろ
年を取るとなぜか花や鳥を愛おしく思って写真を撮ってしまいます。
新型コロナウイルスもワクチン接種が全人類に行き渡れば、ようやくこの一連の騒動も落ち着きを取り戻す事でしょう。
シェイクスピアの「マクベス」におけるマルカム王子の言葉「明けない夜はない!」と私は心の中でつぶやいた後、桃助の肉まん(160円)を家族のお土産に購入して帰りました。
おわり
今回は「孤独のグルメ」の井之頭五郎さんになりきって記事を書いてみました。
株式会社 川越
住所:〒550-0003 大阪府大阪市西区京町堀3丁目4番13号
TEL06-6441-7645・FAX06-6441-3174
営業時間
火曜日~金曜日 11:00~16:00
土曜日 11:00~13:30
定休日 月曜・日曜・祝日
鰻の骨がのどに刺さった時の話はこちら
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